【汐留イタリア街の活用プロジェクト】課題解決型授業・観光文化実践Ⅲ PART3 

-観光文化実践-
 本学科の特徴でユニークな授業「観光文化実践」。学生が観光地や観光事業者を自ら訪ね、自分の目で確かめることで、教室での理論の学びを深めています。各教員がオリジナルの授業計画を立てていますが、今回は「観光文化実践Ⅲ」PART3を紹介します。PART2の記事はこちらへ。

【課題解決型授業・観光文化実践Ⅲ】 PART3
「汐留西地区都有地(汐留イタリア街)活用プロジェクト」
~最終プレゼンテーション~

 本学科が実施している実践科目「観光文化実践Ⅲ」では、観光における理論の実践を通じ、実社会での経験値を高めることを目的とした、課題解決型授業をおこなっています。
 具体的には『汐留西地区都有地活用プロジェクト』のまちづくりコンセプトである”地域が育む魅力的な空間と連携し、持続的な賑わいのある街を形成”に向けて、学生ならではの目線からイベントの企画立案をしていきます。

 7月21日はNPO法人地域振興支援センター北畠理事長に再度お越しいただき、汐留イタリア街活性化について2つの切り口からプレゼンテーションをおこないました。
 まず1点目の提案としまして「少子高齢化と婚活」をキーワードに議論を重ねてきた内容を発表致しました。こちらは従前に(株)IBJ様よりご案内のあった企画手法に則り、履修生の合同企画として汐留イタリア街にちなみ、ベネチア発祥といわれているマスカレード(仮面舞踏会)をテーマにした婚活イベントの取組みです。
 次に、まちづくりの賑わいの演出の視点から、「音楽を通じて人々が交流する」をテーマにストリートピアノの設置や「イタリアワイン会」の開催、「イタリアマルシェ&アート体験」などの提案をおこないました。

 一連のプレゼンテーションを終え、北畠理事長からは、「どのプランも実現性が高い」という評価をいただきました。2024年度の複合ビル完成に合わせてKGI・KPIの目標値を定め、プロジェクト体制を組み邁進していきたいというコメントがありました。(担当:櫻井 正)