産学連携

活動目的

  • ●お客様によりよい商品を提供するために、企業や地域と一緒に考える。
  • ●観光の現場の本音に触れ、理論の実践を通じて実社会での経験値を高める。

植物肉プロジェクト「観光文化実践IX」

「観光文化実践IX」では、学科の講義で学んだことを観光ホスピタリティ産業で実践し、企業や地域との結びつきの中で社会人基礎力も含め、問題解決力や実践力を身に付けることを目的としています。
このプロジェクトは、「環境保護や健康増進につながる、おいしい植物⾁を広く世の中に広めること」を⽬的に、2021年4月より同学科の計16名が取り組みました。

授業では、植物肉をはじめとするプラントベースフードに関する講義や、飲食需要等に関する講義をグリーンカルチャーさんのご協力を得て行われました。
授業を進めるにつれて、「環境にも、健康にも美容にも良く、おいしい植物肉を広く世の中に広めたい」という思いが高まり、キャンパスのあるJR目白駅周辺の飲食店の協力を得て、期間限定で植物肉を使用したメニューを提供することが決まりました。
「Green Meat™」を導入する飲食店については、JR目白駅周辺店舗のコンセプトや客層等を鑑み、環境や健康に配慮している店舗を選定しました。

各飲食店へ植物肉を広めたいと考えるに至った経緯について、学生自身がデータを用いながらプレゼンテーションやメニュー提案を行い実現しました。
約1ヶ⽉の試験販売を⾏うだけではなく、来店者へのアンケート実施により植物⾁への意識や味の評価などのデータを収集することで、植物肉の更なる普及に向け、今後の活動やメニュー改善に活かしました。

ブライダルプロジェクト 「観光文化実践IX」

2019年11月、観光文化学科の専門科目、「観光文化実践IX」では、一般公募した新郎新婦のための本物の結婚式を実施しました。会場は重要文化財の自由学園明日館(みょうにちかん)。

プロジェクトリーダー Y.S

入学当初からブライダル業界で働きたいと考えていました。1年生の5月に先輩方がホテル椿山荘東京にて結婚式を手がけている姿を見て、「私たちもやりたい」と働きかけを続け、ついに4年生になって夢が実現しました。人生で一番大変で、一番やりがいのあるプロジェクトでした。ブライダル企業への就職も決まりました。

今までにない結婚式を

結婚式や披露宴を行わないカップルは少なくありません。その理由に「セレモニー行為が嫌」という考えがあることを知り、学生による自由な発想の結婚式をしたいと考えました。「結婚式だからやりたいこと」「結婚式だけどやりたいこと」「見たこともないけどやってみたいこと」を新郎新婦と一緒に考えました。

チームワークが大切

4年生5名、2年生5名のプロジェクトメンバーは、2019年の春から本格的な企画立案、協力先の選定と依頼、新郎新婦の公募(書類選考と面接)、プランニング、会場レイアウト作成、シナリオ作成などの準備を進めました。夏からは、さらに12名のサポート学生が加わり、ヘアメイク、装花を除くほぼ全てを学生の手で執り行いました。

感動を生み出す

「当初は結婚式をやらなくてもよいと思っていた」という新郎から、「打ち合わせを重ねるごとに少しずつ楽しみになり、挙式を終えた今、本当にやってよかったと思っています」というメッセージが届きました。新郎やご両親の涙にもらい泣きした学生も多数。「結婚式っていいよね」という想いが拡大しますように。

春秋航空プロジェクト 「観光文化実践IX」

JR東日本 川口駅 駅からハイキングプロジェクト

JR東日本が各駅を起点に開催するハイキング&ウォーキングイベント「駅からハイキング」、京浜東北線川口駅を起点としたイベントに、1年生6名が参加しました。3日間で2,360名の方にご参加いただきました。

川口駅、川口市の方々とのフィールドワーク

川口駅の皆さんと、川口市役所の観光セクションの皆さんとともに、ハイキングコースをどのようにするかディスカッションを重ね、フィールドワークを行いました。

参加者へのおもてなしを考える

コース上のおもてなし店舗の選定や協力依頼、ゴールでチャレンジしていただくクイズや、川口駅のおすすめスポットのリーフレット制作など、多くの準備にも携わりました。当日は受付とゴールの業務に加わり、参加者から直接感想を聞くこともできました。

川口おすすめスポット リーフレット

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