【『農業×観光』プロジェクト始動!】課題解決型授業・観光文化実践Ⅵ PART1             

-観光文化実践-
 本学科の特徴でユニークな授業「観光文化実践」。学生が観光地や観光事業者を自ら訪ね、自分の目で確かめることで、教室での理論の学びを深めています。各教員がオリジナルの授業計画を立てていますが、今回は「観光文化実践Ⅵ」PART1を紹介します。

【課題解決型授業・観光文化実践Ⅲ】 PART1
「『農業×観光』プロジェクト始動!」

 本学科が実施している実践科目「観光文化実践Ⅵ」では、観光における理論の実践を通じ、実社会での経験値を高めることを目的とした、課題解決型授業をおこなっております。
 具体的には、産業としての『農業』を『観光のチカラ』で、農業が抱える問題である「高齢化による担い手不足」「耕作放棄地の増加」などを『女子大生目線』で解決すべく取組んで参ります。
 先日は本学と協働する、加藤菜園(千葉県南房総市)の園主(加藤博光氏・20代)を招き、農業を志す“きっかけ”や“思い”、南房総市特産品である、食用菜花への取組みや栽培方法、天候や害虫などへのリスク管理、菜花の栄養価など、様々なお話しを拝聴致しました。
 講演を聞いた学生は、「農業をしている人のイメージに若い人がいなかったので、20代から頑張っているのですごいと思いました」「自分自身の将来の選択肢の一つとして考えてみても良いと思った」などの声が寄せられました。
 講演の終盤では、『菜花のテーマパーク構想』への思いの発言もあり、農業の6次産業化をおこない、『観光のチカラ』で化学反応を起こし、農林水産業を活性化させ、農山漁村を含めた地域経済を豊かにしていきたいとの思いを共有致しました。
 提案のあった構想へ向けて、経営戦略を体系化し、まずは短期の集中戦略としてのSNSを活用した集客、次に中長期経営計画の策定へと段階を踏んだプロジェクトのスタートです。今後の報告もどうぞお楽しみに! (担当:櫻井 正)