【ホテルを実践で学ぶ】ホテルインターシップ「観光文化実践Ⅶ」

-観光文化実践-
 本学科の特徴でユニークな授業「観光文化実践」。学生が観光地や観光事業者を自ら訪ね、自分の目で確かめることで、教室での理論の学びを深めています。各教員がオリジナルの授業計画を立てていますが、今回は、夏季休暇中に宿泊ビジネスでインターンシップを行うことを目的とした「観光文化実践Ⅶ」をご紹介します。

【宿泊ビジネスを実践で学ぶ・観光文化実践Ⅶ】
~ホテル・インターンシップ2023夏~

 観光文化実践Ⅶは、ホテルや旅館などの宿泊ビジネスを実践的に学ぶインターンシップのためのプログラムです。宿泊業の根幹を担うサービスの現場で実務レベルの知識を習得し、組織のなかで働くことで社会人基礎力を養うことを目標としています。

 インターンシップに臨む前、前期の授業においては、自己紹介書を書き上げるための自己分析、実習先の業界研究や企業研究、社会人として求められるビジネスマナーや心構え等、十分な準備をします。
 
 今夏は、都市型リゾートのフルサービスホテルと宿泊特化の大型ホテルを実習先とし、学生は各施設にて宿泊部門と料飲部門に配属となり、約一か月の間、サービスの実践を行いました。

 学生からは、日報アプリを通じて毎日の業務内容やモチベーション、発揮した社会人基礎力を報告してもらい、その日々の内容から「失敗を乗り越えながら自分なりの解決策を導き出していく」姿がみられました。
 ホテル業は一見すると華やかな接客業に見えますが、学生は実習を通じて働き方や業界としての課題を少なからず感じ、職業や業界特性の理解が深まったことでしょう。

 後期の授業では、振り返りの一環として報告書の執筆や動画作成を行う予定です。インターンシップで身につけた力を学生生活で更に伸ばしていくことを期待したいと思います。(担当:山田 祐子)