教員紹介:竹内啓(たけうちさとる)先生

今回紹介するのは、美術・造形を専門とし「保育内容の理解と方法(造形)」「幼児造形指導法」の講義を担当されている竹内啓先生です❁

先日、行われたオープンキャンパスの体験学習「ネイチャーアクティビティ」において野菜の苗植えの講義を担当されました。本学独自の体験授業「幼児教育体験学習」に高校生も参加しての実施でした。栽培や保育について「育ちあい」をキーワードに行われました。

では早速、竹内先生の活動や授業などを覗いてみましょう👀★

 

〈出身〉

長野県出身。

 

〈研究・活動内容〉

山が好きなので埼玉県の山間部に住みながら我孫子キャンパスまで通い幼児造形を研究しています。
作品制作では地面に和紙や綿布を敷き、その土地の光、空の色、雲の流れ、風、山、木などを日本画の絵具で描いていく手法を追求しています。

作品制作(岩手県御所野遺跡、湯舟沢環状列石にて)

御所野Ⅰ AM7:18 25/AUG 2015
綿布・アクリル・水
SIZE:175.0×267.0㎝

 

○場との交感○

作品はすべて完成するまで屋外で制作しています。ここ数年、許可をいただいて遺跡で制作することも増えました。

まず和紙や綿布、絹を地面に敷きます。その土地の光、空の色、吹いている風、山、木、雲の流れなどを確かめるように、あるいは自分を空間に溶かし込むように溶いた絵の具を即興的に乗せていきます。じっと見つめること、絵の具を溶くこと、刷毛や筆を動かすことすべてが音楽を奏でるような一連の流れになっていきます。

もうできることはないと思えたとき、静かに画面に手を加えるのを終えます。作品タイトルはこの日時、場所名になっています。そして現場で一晩から数日、自然の力を借りて絵の具が乾くのを待ちます。画面上でゆっくりと水分が蒸発して空に帰っていく間に絵の具の粒子は画面の(=その土地の)起伏に沿って微小な川を作って流れたり、湖に流れ込んだような跡を残したり、時には雨に当たりながらも熱成され完成します。作品はその場の自然とのやりとりの記録にもなっています。

 

〈担当科目〉

・保育内容の理解と方法(造形)

・子どもと造形、
・表現

・造形研究

・日本文化実技V(日本画)

・幼児造形指導法

・幼児教育演習

・幼児教育体験学習

・卒業研究

〈竹内先生から高校生にひとこと〉
自分は絵が下手だと思っている人も全く心配いりません。
楽しむことができれば子どもに絵の楽しさを伝えられます。

 

川村学園女子大学の授業に参加してみたいと思った方は是非、オープンキャンパスに足をお運び下さい。次回は6月18日(日)です。体験授業や学科相談窓口も設けています。お待ちしています😊

オープンキャンパスに関する詳細は、以下の資料をご覧ください。

 

資料添付:オープンキャンパスの資料(学科の紹介、スタンプラリー)

幼児教育学科 多様な〈ひと・もの・こと〉に出会うカリキュラム

2023オープンキャンパスパンフ幼児教育学科 体験授業

スタンプラリー台紙(見本)

 

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