授業紹介:地理学演習

演習紹介の最後は生井澤幸子先生の地理学演習です。

 

地理学、とくに人文地理学は人間の活動を空間のなかで捉える学問です。人間社会を時間の変化の中で捉えようとする歴史学と異なりますが、お互いに補いあう学問でもあります。

 

そんな地理学を学ぶ生井澤ゼミでは学生の関心に応じて、地理学の様々なテーマを、そして研究論文をいかに読むかを学んでいきます。その様子を学生に紹介してもらいます。

 

 

まずは生井澤先生の紹介から。生井澤先生は皆さんもご存知の通り上品な言動から繰り出される豪快な笑いで皆の心をつかんで離さない、魅力ある先生です。生井澤先生が扉を開けるとそこはたちまち生井澤劇場になります!この雰囲気が好きなのは私だけじゃないはず!そして私たち学生の気持ちをわかってくださる良き理解者です!ゼミを選択する場合など心配なことがもしあればすぐ相談しに行きましょう!大きな優しさで包んでくださいますよ。

 

次にゼミの1年間の流れですが、基本的には論文を読み、そのレジュメを作成して発表、そのあと議論するという形になっています。最初は同じ論文を全員で読み、自由に話し合います。読み終わったら新たに2つの論文から自分が興味ある方を選び、各々が作成してきたレジュメを比較検討しながら、司会者・発表者・コメンテーター・フロアの役割を学びます。

 

それが終わったらいよいよ1人1論文、個人発表がやってきます。この個人発表では論文選びがかなり重要になるといっても過言じゃないです!論文としてのレベルやレジュメにする場合のまとめやすさがすべて違うので論文選びは慎重に!誰かは地獄を見ることになるかもしれません。生井澤先生と相談しながら、自分が少しでも興味がある論文を選ぶことをおすすめします。

 

さすが人文地理学。論文のテーマや扱う場所もバラエティーに富んでいます。広島、京都、秋葉原、そして先生が大好きなハンブルク。

 

またゼミの飲み会もあり、先生とも皆とも仲良くなれます。授業だけでは知ることのできない生井澤先生の豊富な体験が聞けるのはここだけです。ゼミの魅力は伝わったでしょうか?迷える皆さんのお役に立てたなら幸いです。