涌宝会大会への道(能楽発表会)~最終回 いよいよ発表会!

涌宝会大会への道(能楽発表会)もいよいよ最終回。6月2日(土)に行われました発表会の模様をお届け致します。

宝生能楽堂

発表会当日、大会に出演する学生は8時30分に宝生能楽堂前に集合しました。大学の多目的室で舞台を想定した練習を積んできましたが、実際の能の舞台で本番を想定した練習は最初で最後です。今回一緒に舞台を務めていただく女性能楽師の方々も交えて、舞台上の配置を確認し、通し稽古をしました。女性能楽師の方たちと『鶴亀』を謡うのは初めてです。能楽師の声に合わせ、学生も謡います。能楽堂の広い空間に能楽師の声に飲み込まれず、学生の大きな声が響き渡っていました。本番もこの調子でがんばって!

舞台上での最初で最後の練習です
細かな指導が入ります
最後の通し稽古

9時開場。多くのお弟子さんや発表会を見にいらした方たちが来場してきました。
9時30分、大会2日目が開演しました。本学学生の出演は2番目です。9時35分ごろ、川村学園女子大学の学生5名と女性能楽師3名による<連吟>鶴亀が始まりました。大勢の方たちの前で、学生5名、堂々たる謡いを披露しました。本当に素晴らしかったです!!

日本文化学科に所属されていた梅村先生と一緒に記念撮影

舞台を終えた学生たちは、とても充実した表情を見せていました。みなさん達成感でいっぱいの顔です。「舞台に出てからの記憶がありません。すごく緊張しました。」 いえいえ、みなさん堂々たる舞台人でしたよ。

今さらですが、能の初舞台の大成功、おめでとうございます!!