劇団四季『アナと雪の女王』鑑賞

国際英語学科では、1・2年生を対象に年に1回観劇会を行っています。今年度は1年生が11月25日(土)に、浜松町のJR東日本四季劇場[春]で上演された『アナと雪の女王』を鑑賞しました。

舞台のスクリーンだけでなく、床やパネル全体にプロジェクションマッピングを使用し、舞台全体に雪景色が広がる演出や、俳優さんたちの生の歌声とダイナミックなダンスなど、アニメーションとは異なる舞台ならではの迫力に圧倒された学生たちにとって、公演の2時間はあっという間に感じられたようです。これを機会に、欧米の文化を理解するのに欠かせない舞台芸術の伝統に目を向けてもらえればと思います。

以下に学生が鑑賞後に提出したレポートの一部を抜粋します。

☆雪のシーンはプロジェクションマッピングを使用しとても美しく表現されており、中でも第一幕の「ありのままで」でのエルサの手の動きと魔法が細かく連動しておりストーリーに引き込まれた。またエルサの力強い歌声と一瞬の早着替えに鳥肌が立ち、圧倒された。生オーケストラも劇団四季ならではだと思い、なかなか経験できない貴重なことだと感じた。

☆音楽の面で歌の歌詞を変えているところやアニメにはなかった音楽が加わっていて原作と全く同じにならないように工夫していて、アニメを何回も見た人でも次をどんな風に演出してくるのかワクワクするような劇になっていてすごいと思った。

☆アニメ版とは違い、実際に生で聞く歌声や衣装が迫力があった。また、背景に注目してみると、その場の雰囲気や人々の感情によって後ろの雪の吹き方が違うところが繊細にセットされていて素晴らしかった。怒っている時や感情が高まっている時は雪が強く降り、感情が豊かでのんびりしている時には雪が弱めに降る演出は見る人に対してその場面がどのような場面なのかを伝えているように感じた。

(N.Kurabayashi)