【授業紹介】イギリス文化史(2)

年に2回、本学では教員相互の授業参観があります。教員同士が授業を見学し合うことによって、各々の授業の質を高めていくことを目的としています。

12月1日(金)に、菱田信彦先生の「イギリス文化史(2)」の授業にお邪魔しました。

この授業は、1年次から履修することができる学科の専門教育科目の1つです。イギリスのハノーヴァ朝から20世紀までの歴史を概観し、それぞれの時代における社会制度、宗教、文化、生活習慣などについて考察します。映像資料も視聴するようで、この授業の前の週には女性参政権運動を扱った映画『未来を花束にして』の一部を見たそうです。

説明に熱が入ります

学生も真剣にメモを取ります

今回の授業は、20世紀初めにイギリスの植民地だったインドで高まった民族運動から、第一次世界大戦でのイギリスと植民地の関係性まで、内容が多岐にわたっていました。博識の菱田先生が途中で入れる雑談も非常に興味深かったです。また、ご自身の専門である文学作品とも絡めて説明されていたので、1年生にもとっつきやすい授業であると思いました。

他の先生がなされる授業を見学することは、自らの授業運営を見直す良い機会となります。今後に活かしていきたいと思います。

(N.Kurabayashi)