卒業研究 中間発表会

国際英語学科では12月に卒業研究を提出しますが、9月にその中間発表会を実施しています。4年生全員が、同級生と教員の前でそれまでの成果と今後の計画を発表します。教員からの質問やアドバイスを受け、今後の研究をより良いものにすることがこの会の目的です。

今年は9月8日に実施する予定でしたが、台風のため、1週間後の15日(金)に延期されました。

テーマは実にさまざまです。「P.L.トラヴァース『メアリー・ポピンズ』シリーズに描かれるイギリス階級社会と女性像」「マーク・トウェイン『トム・ソーヤの冒険』に描かれる作者の人生とメッセージ」「『ピーター・パン』に描かれるバリーにとっての”母親”のイメージ」「ポライトネス理論に基づいたTVドラマの分析」「『あつまれどうぶつの森』に見られる役割語の日英対象」「『M-1グランプリ』における語用論的分析」など独創的なテーマが続きます。

これまでの研究の成果をみんなの前で発表します

他の学生は発表を熱心に聞きます

教員も質問やアドバイスをします

最後はキスチャックゼミのメンバーによるパフォーマンスです。今年は学生たち全員でチョーサーの詩を読み上げた後、各自がどのような研究を行うのかを英語で説明し、さらに現在取り組んでいる英語劇の冒頭部分を演じました。

パフォーマンスをするだけでなく、論文も英語で書きます

劇の一部が演じられました

最後に学科長の話で中間発表会は幕を閉じました。

あたたかくも厳しい学科長の言葉

学科長の話にもありましたが、この中間発表は本格的な卒業研究の始まりとなります。中間発表を終えたことで気を緩めることなく、12月の卒業研究提出に向けて頑張ってください。

(N. Kurabayashi)