竹内先生と造形教室の子どもたち

川村学園女子大学附属保育園では、5歳児クラスの子どもたちを対象にした造形教室を2か月に1回開催しています。
講師は幼児教育学科学科長の竹内啓先生です。
 
 
竹内先生はアーティストとしての創作活動、大学での研究・教育活動に加えて、附属保育園の子どもたちの造形教室を主宰しているのです。
 
 
子どもたちは、まず、二人組を作って、一人の子どもが模造紙に寝て、もう一人が全身をクレヨンでかたどりしました。
 
 
そして、かたどりされた自分の体にクレヨンで目や鼻や口を書き、好きな服や背景を書いて、最後は水彩絵の具を塗ってできあがり!
 
 
自分の手や足に絵の具を塗って、手形、足形で楽しむ子どもたち。
 
 
 
「〇いろおねがいします」「おかわりおねがいします」とつぎつぎにやってきます。
竹内先生は一人ひとりの子どもに「なにいろがいい」「たのしいね」と声をかけながらやさしく丁寧に絵の具を分けていました。
 
 
子どもたちはいきいきした笑顔で、自由に楽しく、のびのびとした表現活動を楽しんでいます。
 
 
竹内先生からは「子どもたちは友達に型取ってもらう時からおおはしゃぎでした。夢中で絵の具を使って描いているうちに手や足を使ったり、絵の具を飛ばす方法を発見したりして子どもたちは大変すばらしい表現ができました。」との感想が届きました。
子どもたちは竹内先生の造形教室を楽しみにしています。「たけうちせんせーい」と笑顔でよばれて、静かな笑顔で応える竹内先生がとても印象的でした。
 
専門領域を生かした教員の実践活動を通して、学生たちは子どもたちの”いま”の姿を授業の中で学んでいます。