劇団四季『アナと雪の女王』鑑賞

国際英語学科では、1・2年生を対象に年に1回観劇会を行っています。今年度は2年生が昨年の11月27日(土)、1年生が12月4日(土)に、浜松町のJR東日本四季劇場[春]で上演された『アナと雪の女王』を鑑賞しました。

劇場前で記念撮影

学生たちは、舞台装置や電飾を巧みに用いた雪や氷の表現、俳優さんたちの生の歌声とダイナミックなダンス、そして独自の作品解釈など、アニメ版とはまた違う魅力に引き込まれ、あっという間の2時間半だったようです。これを機会に、欧米の文化を理解するのに欠かせない舞台芸術の伝統に目を向けてもらえればと思います。

劇場内で記念撮影(サササーっとすばやく)

以下に、学生が鑑賞後に提出したレポートから一部抜粋します。

◎ エルサとアナには、心の強さがあり、自立心や勇気がとても素晴らしく思った。王子様とプリンセスの愛の物語が核ではなく、姉妹による「真実の愛」というのが物語の核であり、とても美しく、感動した。

◎ 気になっていたのはオラフをどのように登場させるかという点だったが、人間が見えている状態で後ろから操っていた演出に驚いた。だが、本当にオラフがその場にいて、まるで生きて自分の意思で動いているかのように見えた。

◎ エルサが床を踏むと雪の結晶が現れ、音楽とともに、舞台の周りのところが雪で覆われるようになり、本当にこの舞台で雪の城が作られているかのように感じました。また、この部分で衣装が変わる場面があったのですが、それも一瞬で変わり、どうなっているのだろうと不思議に思いました。

◎ 今回の舞台用の歌詞は、原作の英語に沿った歌詞に改善されており、素晴らしかった。制作陣でさえ日本語歌詞に違和感を持ち、且つそれを改善する意思があった事実そのものにも、大変感動した。

エルサのポーズを決めてくれたキスチャック先生

いろいろ不安なことが多い1年でしたが、無事観劇会を実施できてたいへん嬉しく思います。来年度以降もこうした企画を続けていけるよう願っています(来年度は待望の『アラジン』です!)。

(N. Hishida)