オキーフ先生の「児童英語ワークショップ」

小学生以下の子どもに英語を教える「児童英語指導員」の資格を取得するための授業の1つ、「児童英語ワークショップ」を紹介します。アメリカ人のケン・オキーフ先生(New Yorkerです!)の担当で、授業はすべて英語で行われます。

Gesture Games 

この日は手人形を使ったPuppet Dramasなどの後、子どもが英語表現を間違ったときにどう訂正するかというError Correction Stylesのトレーニングがありました。①Directでは、子どもの表現をくり返した上で正しく言い直します。②Indirectでは子どもの表現をくり返すだけで、口調によって間違いがあると知らせます。③Face Onlyでは顔の表情だけでそれと気づかせます。先生が指摘するのでなく、子どもが自分で気づいて訂正することが大事だそうです。

Error Correction Styles(板書で説明)

その後は、椅子やゴミ箱などの絵を示しながらそれをジェスチャーで表し、続いてジェスチャーだけで「Chair!」「Trash box!」と当てさせるGesture Gameもありました。オキーフ先生も含め、生徒役と先生役を交代して楽しそうに活動していました。

Error Correction Styles (Direct; Indirect; and Face Only) 実践編

小学校英語がますます本格化し、児童英語指導員はどの地域でもたいへん必要とされています。将来は中学校と小学校の両方で英語を教える先生として大いに活躍してほしいと思います。

(N. Hishida)