授業紹介~日本中世史

史学科の日本中世史の演習(ゼミ)の紹介をします。

11月に鎌倉でフィールドワークを行いました。

今回の目的はお寺の風入。
寺宝を虫干しするのに合わせて一般公開される行事で、普段は見られない文化財を間近で見ることができます。

最初に行った円覚寺では、羅漢図を拝観。
教科書に載っている円覚寺舎利殿も見ることができました。その他、史料に出てくる有力院家もいくつか見学。

後半の建長寺では、鎌倉学園の風間洋先生と、廣福寺副住職の白川宗源さんに境内をご案内いただきました。
普段は非公開の場所を特別に見学しつつ、伽藍配置や禅僧の生活についてわかりやすく説明していただきました。

風入(寺宝展)では、建長寺調査員の鈴木佐さんから、寺宝の移動について解説を受けました。実物を目の前にしながらの解説は迫力があり、文化財がたどってきた長い歴史に思いをはせました。

風間洋先生・白川宗源さんと。お世話になりました。

見学終了後、池袋で懇親会。みんなでタピオカドリンクを飲みました。