鶴史会大会報告

11月17日に、鶴史会大会を開催しました。鶴史会は史学科の学生・卒業生・教員からなる組織で、数年に一度同窓会を兼ねた大会を開いています。
 
オープンキャンパスと日程をあわせた今回の大会では、本学元教員の梅村恵子名誉教授に講演をお願いしました。日本古代史を専門とする梅村先生は本学で長いこと教鞭を取られていました。
 
「皇女と皇后」と題する講演では、今年行われた天皇の皇位継承と即位についてのお話を導入に、前近代の皇女に遡り、皇女の尊貴性、地位の変遷、その役割の創設についてご講義いただきました。講演後の質疑応答では一般の参加者との意見交換も行われました。梅村先生の穏やかな語り口に、学生・卒業生だけでなく一般の参加者もいつしか引き込まれていました。

ご講義される梅村先生
一般の参加者、学生らが講義に聞き入りました
一般の参加者、学生らが講義に聞き入りました

 

講演に続いて食堂で懇親会を行いました。西川誠副学長の乾杯のあとに、友人同士、また先生たちとおしゃべりをしながら楽しいひとときを過ごしました。

講演の後、懇親会が行われました

卒業生の皆様も、学生生活当時のお話や先生との近況報告などを行い、旧交をあたためました。次回の大会でも一人でも多くの卒業生と再会したいと教員一同願っています。