日本文化学科には、「王朝の文化と文学」という科目があります。『源氏物語』を原文で読み進めながら、古典文学の面白さと味わいの深さに触れるとともに、光源氏の邸宅六条院で展開される行事に焦点をあて平安時代の文化を学びます。ご担当は和田律子先生(流通経済大学教授)です。前期の最後の授業では、まず、平安時代の「貝合わせ」の遊びをしました。また、江戸時代に流行した、源氏物語の巻名になぞらえた点式を持つ「投扇興」、南北朝時代に端を発する香道のなかの、源氏物語に因む「源氏香」を楽しみました。
貝合わせ
投扇興
源氏香