ゼミ紹介(叶内ゼミ)附属保育園で食育活動をしました

叶内ゼミの3年生が、7月3日(水)に川村学園女子大学附属保育園で食育活動と給食のお手伝いを行いました。

 

今回の活動のテーマは「夏のお野菜について知ろう」です。

5歳児クラスで夏の野菜を題材にしたクイズや実験、製作活動を行いました。

ゼミ生は今回の活動を通して、幼児期の子どもたちを対象とした食育の工夫を学ぶことができました。

5歳児さんはちょうど、ゼミの3年生が1年生の時に「社会生活入門」の授業で保育体験をした子どもたちだったので、成長した姿を見て「すごく大きくなってる!」と驚いていました。

 

まずはクイズから。保育園で育てている夏の野菜をテーマにした問題です。

学生が考えた6つの問題に挑戦してもらいました。

どっちが正解かな?子どもたちは正解だと思うほうへ移動します。

正解した子たちは大喜び!とても盛り上がりました。

次は簡単な実験です。

お水の中に野菜や芋を入れてみると、浮かんでくるものと沈むものがありました。

「なぜだろう?」みんなで理由を考えます。

学生が「みんなが保育園で育てているキュウリや、スイカや、さつまいもは、どういう風に育っているかな?」と問いかけると、

「さつまいもは土の中にある!」「キュウリはこういう風になっているよ。」「スイカは土の上にある!土の中か外かで、浮くか沈むかが違うんだ!!」と、子どもたちの中から正解が出てきました。

 

次は、野菜スタンプを使って製作をしました。

はじめに学生が皆の前で包丁を使い、野菜を切って見せました。切り方によっていろいろな断面ができて面白いです。ゴーヤの断面を見た子どもたちからは、「中はふわふわだ~」と驚きの声があがりました。

自由にクレヨンで絵を描いて、野菜のスタンプを押していきます。

それぞれ個性があって素敵な作品ができました。

給食の時間まで、実際に夏の野菜に触れて楽しみました。

この日の給食は、夏の野菜をたっぷり使ったドライカレーでした。

学生は配膳をお手伝い。子どもの量で盛り付けをするのは、いつもと違って難しい…

子どもたちは給食の中に入っている夏の野菜を見つけて、「さっきのクイズで出てきたナスだね!」などと思い出してくれていました。

みんながたくさんおかわりをしてくれて、給食は完食でした。

 

今回の食育活動を通して、保育園の子どもたちに夏の野菜について知ってもらうことができたと同時に、学生たちの夏野菜に関する知識も深まりました。

元気いっぱいの子どもたちからたくさんのパワーをもらい、とても楽しいひとときでした。

 

附属保育園のみなさん、ありがとうございました。