令和元年度 第2回日本語教育実習の報告

日本文化学科では日本語教員養成コースを開設しています。3年生から履修できる日本語教育演習の中では日本語教育実習を行います。5月30日(木)の第1回日本語教育実習では、提携先の日本語学校の学院長から日本語学校の留学生の現状についてお話をうかがい、そのあと4つのグループに分かれ、留学生との交流会を行いました(日本文化学科ニュース 令和元年度 第1回日本語教育実習の報告をご覧ください。)。

7月11日(木)の第2回日本語教育実習では、日本語学校で実習授業を行いました。今年度は3つのグループに分かれ、留学生に「た形+ら(仮定、確定)」、「辞書形+ことができます」「可能動詞」、「て形+おきます(準備)」の文型を復習する授業を行いました。

最初のグループは「た形+ら」の形の導入、「た形」の復習、「た形+ら」を使って文を繋ぐ練習、最後に学生の作ったオリジナルの絵カードから文を作る活動を行いました。

「た形+ら」の練習
絵カードを使って文を作る練習
「お金があったらなにをしますか?」
絵カードから作った文を発表

 

次のグループは「辞書形+ことができます」から「可能動詞」へ展開する授業です。「可能動詞」の作り方を確認してから、可能動詞を使った文の口頭練習、最後は復習シートを使って文を書く練習を行いました。

「辞書形+ことができます」の復習
可能動詞の練習
可能動詞で文を作る練習
留学生の文の答え合わせ

最後のグループは「て形」の復習をしてから、「て形+おきます」の文型を作りました。パーティーの前に、旅行の前に、試験の前に、デートの前に、それぞれの場面設定から、留学生は、どんな準備をするかグループで相談して文を作っていました。

て形の復習
テーマを決めて文型づくり
文型づくりのお手伝い
グループごとに発表

緊張感もありましたが、留学生たちがキラキラした目で楽しそうに授業に臨んでいる姿に、学生もほっとした様子でした。

留学生・先生方と記念写真
実習授業のコメントをいただいて

最後に日本語学校の先生方から実習授業に対する貴重なコメントをいただきました。