おびしゃの見学(民俗学ゼミ)

1月13日(日)に日本文化専門演習Ⅵ(伝統芸能・民俗学)の履修生が、我孫子市日秀の将門神社で行われた「おびしゃ」を見学しました。「おびしゃ」は年頭の弓神事として行われ、その年の作物の豊凶を占うとされているもので、とくに利根川沿岸一帯に濃密に分布している行事です。将門神社では、平将門伝説との関係から成田山の方角に弓を射るのが特徴とされています。厳粛な祭典後に、氏子が的を狙って、代わるがわる弓を射っていきました。

弓の扱い方を教わりました
思っていたより、的との距離が遠かったです
 
 
当たるかな?
地元の方は、きれいな構え方でした

みごと的中すると拍手が起こり、終止和やかな雰囲気で行われました。

※学生の感想※
・実際に弓を射させてもらって、的にあてることはできなかったですが、貴重な体験ができました。参加している人が多く、みんなで弓を射るのを、見たり教えたりしているのも、地域コミュニティの結束を感じました。

・格式のある厳かな行事でおどろいた。弓矢は毎年作り変えているようで、記念に持って帰る人もいた。

・実際に行事を見学することで、おびしゃという行事が地域のなかで大切に守られてきたことを、実感しました。