日本史専攻の3年生は、国立劇場で文楽鑑賞教室をみてきました。
一つめは「団子売」。
引率の西川は文楽の踊り(踊りといっていいのでしょうか)は初めてでした。
おおらかというか一寸色っぽい浄瑠璃の言葉を、授業であらかじめ紹介しての見学です。
つづいて解説。
浄瑠璃と三味線の説明は豊竹希太夫さんと鶴澤貫太郎さん。
テレビ大阪によれば「次代を担う文楽の若き旗手」、格好いいです。
そして人形の説明。
後で学生が、人形所作の説明が具体的で面白かったと言っていました。
休憩の後は「菅原伝授手習鑑」。
「寺入りの段」では子どもたちの動きに学生が笑っていました。
「寺子屋の段」。
引率の西川は歌舞伎で観たことがありましたが、人形の動きはまた異なり、楽しめました。
学生の幾人かは、大夫の熱演に気付いていて、舞台と両方を見ていました。千歳太夫熱演でした。
芸能としての面白さ、「せまじきものは宮仕え」という近世の倫理観、
学生たちも何かしら感じてくれたでしょうか。
西川ゼミはこの後国会図書館へ行って調べもの。辻ゼミも幾人かは国会図書館へ。
4年生が卒論で大変だったのを見ていましたものね。
早いスタート、頼もしいです。
(西川誠)