教員採用試験 合格体験記 ~茨城県編~①

8月も下旬を迎え、教員採用試験二次試験が続々と行われています。一次試験を突破した4年生達も、受験する自治体に合わせて協力しながら準備し、二次試験を受験し終えました。合格発表は約1ヶ月後と少し時間が空きますので、今回は昨年合格した学生(卒業生)の合格手記をご紹介します。

茨城県合格/M.Tさん(茨城県立T高等学校卒)

私が教員採用試験に合格できたのは、川村学園女子大学での大学生活があったからです。

私は、教員になりたいと思い児童教育学科に入学しました。しかし、専門的な授業が進む中で、周りの、教員の素質や熱意のある友だちと比べ、自分には向いていない、無理だと思うようになり、教職を諦めようとしました。そんな時、ゼミ担当の先生や周りの友だちから親身に相談に乗ってもらいました。なりたい気持ちがあるなら挑戦してみればいい、諦めるのはそれからでもいいと言ってもらいました。私はこの言葉のおかげで教員になることを決意することができました。

私は周りより目標を決めるのが遅かった分、教員採用試験の勉強に取りかかるのも遅かったので、春休みはほとんど毎日学校に来て勉強をしました。1人での勉強はもちろんですが、苦手なものや暗記事項の多い科目は友だちと勉強したり、面接対策などは、先生方にも協力いただいたりして練習を重ねました。友だち同士でお互いを高め合い、切磋琢磨することで、勉強だけではなく、学科の友人との仲がとても深まりました。また、勉強をする中で、教員になりたいと強く思うようになりました。

 私は今の先生方や友だちに会えていなければ、教員を目指すことを諦めていたと思います。川村学園女子大学での4年間は、とても充実した大学生活でした。

M.Tさんは、卒業してからも茨城県を受験する後輩に熱心にアドバイスをしてくれていました。

次回も合格手記を掲載します。