あびこ子ども食堂にスタッフとして参加をしてきました!

「農と地産地消/自然を考えるⅡ」の授業では、野菜の栽培を通して、食と農の関わりや、地域を取り巻く食の問題として広がりを見せている「子ども食堂」について学んでいます。
6月14日(木)と28日(木)の両日、あびこ子ども食堂にて、スタッフとして参加をしました。
学生たちは、大学の畑で育てた野菜を使って調理し、子ども食堂で提供しました。
食材の提供や調理補助、接客、スタッフの方々とのディスカッションを通し、地域のあり方について学ぶことができました。  

14日(木)は肉じゃがをメインにしたメニュー
28日(木)はポトフをメインにしたメニュー

当日は2つの班に分かれ、2時間で100人分の食事を用意しました。

あびこ子ども食堂が始まって2年間の間に、我孫子市では5つの子ども食堂ができ、全国では2200カ所以上の子ども食堂が活動をしています。子どもたちを取り巻く経済的事情、孤食などの問題から始まった子ども食堂ですが、今求められている子ども食堂のあり方について、学生たちは学ぶことができました。

◆学生たちの感想◆

・子ども食堂のスタッフとして参加する前は何をやるのか、どうしたらいいのかすごく不安でした。実際に行ってみて、お手伝いをしていると、不安は消えました。お客さんが入り、丁寧かつ迅速に接客をしていると、お客さんからお褒めの言葉をいただきました。とてもうれしく思い、この気持ちがボランティアを続ける理由なのかなと思いました。

・子ども食堂のスタッフとして経験する前のイメージは、子どもたちが1人で来ていると思っていましたが、実際は家族連れが多く、集まる場所としても利用されており、とても温かい場所だなと思いました。このような経験ができてよかったです。