7/14は日本文化学科デー(勝手に)の報告

7月14日(土)は日本文化学科デー(勝手に)の報告です。

我孫子キャンパスではオープンキャンパスが開催され、長崎靖子先生による体験授業「犬の鳴き声今昔」には17名の参加がありました。


目白キャンパスではとしまコミュニティ大学があり、眞田尊光先生よる特別公開講演「弘法大師空海の求法~古代東アジアの国際交流と美術~」が開催され、多くの都民のみなさんに参加していただきました。としまコミュニティ大学の様子はこちらをご覧ください。

そして、日本文化学科1年生は歌舞伎鑑賞教室「日本振袖始」を観劇してきました。
国立劇場の歌舞伎鑑賞教室では、はじめに坂東新悟さんの解説で「歌舞伎のみかた」を、おもしろおかしく、わかりやすく解説していただきました。拍子木や太鼓が音で表現する場面は、答えを聞いてもわからない、これぞ芸術!でした。「歌舞伎はエンターテインメント、楽しんで」の言葉通り、肩の力を抜いて楽しく観ることができました。

国立劇場前で記念撮影

【学生の感想】
・歌舞伎が始まる前の舞台上の解説がとても良かったです。歌舞伎を見ながら字幕でセリフの確認もでき、有名な役者の演技と豪華な衣装に目を奪われました。隈取りの変化も見事でした。
・初めて歌舞伎を鑑賞し、今まで持っていたイメージと違って驚きました。解説の中で「歌舞伎はエンターテインメント」「難しく考えずに純粋に楽しんで下さい」との言葉で緊張が和らぎ、とても楽しく鑑賞でき、機会があったらまた訪れてみたいと思いました。
 ・面白いと感じた場面は、途中途中の顔の変化。いきなり豹変したところは面白いと思いました。ヤマタノオロチを8人で表現しているところも面白いなと思いました。
・座席が花道のすぐ横だったので役者の表情がきちんと見えて、迫力もあってすごかったです。高尚すぎるイメージがありましたが、親しみやすいものなのかなと感じたのでいろいろな物を見てみたいと思いました。衣装の一つ一つがとても凝っていてそれぞれのキャラクターの雰囲気に合っていました。
・花道近くの席だったので、真近で迫力あるパフォーマンスを見ることができました。ヤマタノオロチの表現法がとても好きでした。あれだけの衣装でよく動けるなと驚きました。
・スッポン(花道からの付け根あたりにある小さなセリ)から最初に人が出てきた時は驚いた。装置が音もなく稼働していて、妖の類を演出するには、おあつらえむきだと感じた。逆に舞台や花道を歩く・走る・舞う足音は騒々しく、臨場感や迫力があり、楽しめた。