日本語教育実習の報告

日本文化学科では日本語教員養成コースを開設しています。本コースでは日本語教育入門や日本語教授法、日本語教育演習などの科目を履修し、コースの修了証を取得します。

日本語教育演習に含まれる日本語教育実習は、今年度7月5、6日の二日間日本語学校で行いました。5日は、授業見学や授業補助、また実習授業に向けて教材や教案を作成しました。

6日に行った実習授業では、初級の留学生に、「~てきます」「~ていきます」の表現を教えました。「桜の木から花びらが舞い落ちてきます」では、ピンクの紙を細かく切って紙吹雪を作り花びらが風に舞い落ちる様子を、また、「風で帽子が飛んでいきます」では、実際の帽子を飛ばしてみせるなど、様々な趣向を凝らして留学生を楽しませながら授業を進めました。留学生もそれに応え、大きな声で授業に参加してくれました。

最後に皆で写真撮影をし、今年度も無事実習を終えました。

絵教材を使って「~てきます」      「~ていきます」の導入
みんなで文を読んで今日の文型の      確認をします
最後に皆で記念写真を撮りました