通訳ガイド実習

5月19日(土)、「国際コミュニケーション演習(3)」(通訳入門)を履修する8人の学生たちが、担当のK先生に引率されて明治神宮で通訳ガイド実習を行いました。前もって社務所にボランティアガイドの活動申請をして許可をいただいています。

学生たちは2班に分かれ、明治神宮を訪れる外国人観光客に「フリーガイドはいかがですか」と(英語で)声をかけます。初対面の学生にガイドをさせてくれる人は当然なかなかいないのですが、めげずに何度もアプローチします。

粘りづよく声をかけたかいあって、第1班は中国から来たグループにガイドをさせてもらえることになりました。後から聞いたところ、向こうもそれほど英語が得意ではなかったため、英語、中国語、日本語の「トリリンガル」状態だったそうです。

中国の観光客に声をかける

 

第2班はフランス人のアレクサンドルさんのガイドをすることになりました。海外でのビジネス経験が長いそうで英語が堪能です。

参道を歩きながらガイド

 

一行は表参道の途中にある「奉献 葡萄酒樽」の前で立ち止まってかなり長いこと話していました。アレクサンドルさんの故国から贈られたものだということをちゃんと説明できたかな?

「奉献 葡萄酒樽」の前で

 

本殿では班の代表がアレクサンドルさんと並んで参拝し、「二礼二拍一礼」の作法などについて解説しました。

2人とも真剣な表情

学生たちはこの日のために明治神宮創建の由来や主な見どころなどについてリサーチし、それを英語でどう説明するか、時間をかけて準備しました。丁寧に、また厳しく指導して下さったK先生、そして学生のぎこちないガイドを受け入れて下さった観光客の方々に心より御礼申し上げます。

がんばりました!

(N. Hishida)