日本文化学科 12月の近況報告(1)です!

12月の日本文化学科も盛り沢山です! その内のいくつかをご紹介します。

・『卒業論文』提出

  4年間の集大成ともいうべき「卒業論文」の提出がありました。3年次から「日本文化専門演習」の科目の中で、関心を持ち温めてきた題材について研究し論文に仕上げます。その研究対象は、多岐に亘りますが、深く掘り下げて知ることの楽しさや嬉しさを味わうと同時に、期限に間に合わせる苦労も味わったことでしょう。提出最終日には、既に提出したゼミの友だちが帰らずに居てくれて、色々な作業を手分けして手伝ってくれて締め切りに間に合った人もいて、「みんなで卒業する!」を目指して、ハラハラドキドキでした!

 「卒業論文」の題目をいくつかご紹介します。

 ・ 日本と中国の評価からみる「曜変天目茶碗」の伝来に関する研究

 ・「トイレの花子さん」のイメージについての一考察  メディアの表現とその受容 

 ・ 映画翻訳から見た日本語の特徴

 ・ 森 鴎外の戦略 -『高瀬舟』における安楽死-

 ・ 『源氏物語』宇治十帖における雨

卒業論文研究に集中する4年生。
アットホームな日本文化学科 学生研究室ではPC能力が未熟でも、周りにいる友達や先生が教えてくれます。
早々と 「これから提出に行ってきま~す!」日本文化学科からの今年度の卒論提出第一号の彼女は、提出最終日の最後まで残って、時間迫って焦るゼミ仲間たちを真剣にフォローしてくれました!
まだ必死に作成中のお友達にエールを送りながら、完成した卒論を手に、これから揃って提出しに行く4年生。

 

・『文楽』鑑賞教室 

  日本文化学科では、1年次に『歌舞伎鑑賞教室』、2年次に『文楽鑑賞教室』、3年次に『能楽鑑賞』を実施し、伝統芸能の舞台を実際に鑑賞します。

この12月は、2年生全員が国立小劇場にて、「文楽鑑賞教室」での下記の演目を鑑賞しました。

  演目: ・日高川入相花王 (ひだかがわいりあいざくら)渡し場の段 

      ・[解説] 文楽の魅力

      ・傾城恋飛脚 (けいせいこいびきゃく)新口村の段

文楽を代表する名作「傾城恋飛脚」」の看板。

小劇場の前で記念撮影していると、午前の部の鑑賞を終えた史学科さん一行に出会いました!

 次回の「日本文化学科  12月の近況報告(2)では、「日本文化実技」の授業から、「茶道」では~懐石~、「華道」では「生花のX’masリース」、「日舞」では「お引き摺りを着て舞う」をご紹介します。お楽しみに(^.^)/~~~!