文楽鑑賞教室

12月9日(土)、辻浩和ゼミと西川誠ゼミは、国立劇場に文楽を見に行きました。演目は、「日高川入相花王」と「傾城恋飛脚」です。
 
日高川はガブが見られると楽しみにしていたのですが、視力が落ちていてよく見えませんでした。オペラグラスを持って行けば良かった。大蛇が川を渡るシーンは、こんな演出をするのか、人形だからできるのかと驚きでした。

幕間には解説がありました。今年の文楽の解説はどなたもお上手で、特に鶴沢友之助さんの解説には学生も何度か笑いを誘われていました。

傾城恋飛脚は親子と恋人の情愛を描く世話物の代表作。学生たちも元となった「冥途の飛脚」は知っていたと思います。津駒太夫さんが切々と浄瑠璃を語ります。雪の舞台が印象的でした。

日本史の3年生は、能・歌舞伎・文楽と伝統文化に触れましたが、興味を持ち続ける学生がでれば幸いです。


 

舞台を終えて外に出ると何処で見た顔が。千野先生と山名先生です。次の回の公演に日本文化学科が鑑賞に来ていました。

その後希望者と国会図書館へ行き、文献検索を試みました。さらに希望者と有楽町の「バーデンバーデン」へ。少しだけ陸軍統制派の話をして、ビールとソーセージで乾杯。


 

                                                            by M.N