「としまコミュニティ大学」の講座が開催されました!

11月11日(土)、豊島区と区内7大学が協力して営む地域の人々のための学びの場「としまコミュニティ大学」の講座が目白キャンパスで開かれ、国際英語学科のシャーロット・ゴフ先生と倉林直子先生が講義を行いました。

ゴフ先生は「ヨーロッパで『心の病』の観念はどう変遷してきたか」という題で講義しました。石器時代から今日に至るまで、文化や価値観の変化につれて「心の病」(mental illness)という観念や、心に問題を抱えた人々への対応がどう変わってきたかを、絵画などの資料を示しつつ解説しました。

すべて英語による講義でしたが、学科長の菱田先生がところどころで日本語の要約を加え、最後の質疑応答では通訳をつとめました。受講者からは分かりやすかったと好評だったようです。

 

「七つの大罪」を表す中世の図版

倉林先生の講義は「アメリカ大統領のイメージ戦略」でした。トランプ大統領がツイッターを多用するのは有名ですが、歴代大統領もメディアを通して自分たちのイメージを少しでも良くしようとさまざまな戦略を駆使してきました。。外交的な成果を徹底的にアピールしたニクソン大統領を中心に、興味深い逸話が紹介されました。

豊富な画像や文献資料を用いた分かりやすい講義で、会場の反応はたいへん良かったです。終了後には熱心な質問が出ました。

 

トランプ大統領の報道官を紹介

多くの受講生の方においでいただき嬉しく思います。これをきっかけに目白キャンパスの活動が地域の方々により広く知られることを願っています。

 

(A. Koizumi)