【授業紹介】心理検査法(福井嗣泰先生)について

今年も残すところあと少しですね。

本学の4年生は、卒業論文提出に向けてのラスト1ヶ月です。頑張ってください。

さて、今回は、福井嗣泰先生の「心理検査法(2)」についてご紹介します。

心理検査には、知能検査(ビネー式、WAIS、WISC)、人格検査には質問紙法(MMPI、Y-G性格検査、CMI)や投影法(ロールシャッハ・テスト、SCT、TAT)等があります。

この授業では、心理学研究方法を基底として、心理アセスメントを中心としています。アセスメントの種類には、観察法・面接法・心理検査・調査法があげられます。特に臨床心理学領域で用いられるアセスメントについて実践的内容を重視して、心理検査を体験することを主体としています。目標としては、客観的な人格評価や臨床心理診断ができるようになることです。

写真は、二人一組になり、ウェクスラー式知能検査(WISC)を実施し、結果の処理をしている風景です。この検査は児童期や青年期に良く使用される検査法です。