ゼミ旅行レポート(日本近現代史・西川先生)

今年のゼミ旅行は、卒論が戦争関係の学生と、博物館に興味のある学生がいることから、広島・呉と九州国立博物館見学となりました。一人就職活動で急遽欠席して、学生二人のこぢんまりとしたゼミ旅行でした。

初日は小雨の中厳島神社。日本史の新しい時代のゼミですが、文化財に触れるとドキドキするようです。厳島神社では干満の差を体験。清盛関係で「音戸ノ瀬戸も近くだよ」と話したところ二人とも知らなくてがっかり。大聖院まで蒸し暑い中を歩いて登って、厳島神社を高い位置から見ることができました。ホテルに戻って卒論の中間発表。

宮島にて

2日目は、呉で、大和ミュージアム・海上自衛隊呉史料館・旧呉鎮守府司令長官官舎を見学して、原爆ドーム・広島平和記念資料館へ。いろいろと考えてくれたようです。ご飯はお好み焼き。学生はキャベツの量に驚いていました。

最終日は、太宰府天満宮と博物館の授業でも紹介があった九州国立博物館の見学でした。天満宮では昌泰の変を思い浮かべてくれたでしょうか。教員は三つの橋を渡って梅ヶ枝餅を食べて満足。九博は、動線が難しかった、もっと九州に関係する展示物があってもいいかも、という感想を持ったようです。

遠出でしたが、実物を見る、地理を体感する、という経験はしてくれたと思います。