「音楽理論と表現法」病院訪問演奏

児童教育学科1年生「音楽理論と表現法」という授業では、音楽授業の一環として、毎年キャンパスの隣にある聖仁会病院緩和ケア病棟を訪問し、歌による交流をしています。今年のプログラムは、世代を超えて歌い継がれてきた文部省唱歌「朧月夜」「うみ」「もみじ」「冬景色」「ふるさと」とわらべうた(数え歌「いもにんじん」、まりつき歌「あんたがたどこさ」、子守歌「ゆうなの木」)による合唱曲です。最後にエストニアの子どものあやし歌に動きをつけて披露しました。穏やかで和やかなひとときとなりました。

 学生の感想を一部ご紹介します。

*病室のベッドで聴いてくださっている方々にも届くよう、みんなで心を込めて歌うことができた。

*不思議と緊張せずにのびやかに歌うことができた。懐かしむように私たちの歌と一緒に口ずさんだり、手拍子したり、一緒に楽しんでくださっていることを幸せに感じた。

*歌は凄いと思う。歌い手と聴き手が一体となった時、初めてあった人同士にある溝を無くしてしまうから。

小学校教諭を目指す学生にとって貴重な経験となったことが、学生の感想レポートから伝わってきます。