小堀ゼミ:日比谷松本楼における学外研修

6月29日(木)、日比谷松本楼本店において、観光文化専門演習(小堀ゼミ)の学外研修を行いました。

日比谷松本楼は、創業114年の歴史を誇る洋食の名店で、その歴史は明治36年日比谷公園開園とともに始まりました。以降、文明開化の一つの象徴として長く愛されてきた歴史の中で、数々の著名人も訪れ、夏目漱石や高村光太郎をはじめとする多くの文人たちの詩や小説の舞台としても登場しています。

 代表取締役社長である小坂文乃氏は、「孫文の辛亥革命に財をもって協力した」とされる梅屋庄吉の曾孫であり、家族に残された貴重な資料を基に、孫文と梅屋庄吉が日中友好で果たした足跡を広く紹介すべく、本業の傍ら全国各地で様々な活動を続けられています。

 本研修では、ゼミの懇親会を兼ねたランチ会を楽しんだ後、松本楼の歴史や孫文・梅屋庄吉の友情ストーリー、松本楼におけるブライダルなど、小坂社長による数々の貴重なお話を頂きました。小坂社長直々に店内をご案内していただき、長い歴史の中で培われた究極のホスピタリティ空間を感じながら、学生たちは多くの事を学んでいました。