本書は、心理学をはじめて学ぶ学生のために、統計の初歩から応用までを解説したテキストの改訂版です。心理学科では、1年生の必修科目「心理統計法」のテキストとして、また２年次の「基礎実験演習」でも使用しています。中学校や高校1年程度の数学の知識を前提にして、わかりやすい教科書をめざしています。今回新たに、読者の理解を深め自習にも役立つように小テストや練習問題を加えました。今年度から施行される国家資格「公認心理師」や、心理調査、社会調査の資格を念頭に、大学院でも使えるような内容にしました。
統計的な考え方は、社会で近年ますます重視されています。調査や実験などの心理学の勉強はもちろん、心理学以外の勉強、研究、仕事にも活用できる本を目指しました。データを分析したり、収集するさまざまな分野で求められる知識をわかりやすく提供しています。手にとってご覧いただければ幸いです。
目次 ／東京図書
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