小笠原インターンシップ・レポート3

就職活動の前段階として、企業へのインターンシップを経験することを希望する大学3年生が増えていますが、史学科3年生の一部は小笠原海運株式会社のご厚意で小笠原諸島でのインターンシップを経験しました。レポート第3弾をお送りします。

父島滞在の中で、印象に残っているのは、南島上陸についてです。南島は天然記念物に指定されている島です。南島は貴重な動植物を守るため、何も持ち込まず、何も持ち帰らないことがルールとされています。様々な条件のもと、上陸が許可されています。

小舟から浜に上陸し、崖を登って頂上に着いたときの絶景は忘れられません。こんな綺麗な海や砂が東京にもあったのかと思わず考えてしまいました‥。また、ウミガメの産卵場所でもあるため、卵のある場所には印がついています。(踏まないように注意しましょう!)父島へ来ても南島への上陸は出来ない人も多い中、非常に貴重な経験でした!

おがさわら丸で東京へ帰る時には、島民の方々の感動的な見送りがあり、改めて人の温かさを実感しました。また小笠原へ行きたくなる理由と言うのは、こういった部分にあるのだと思います。

こうして、長いようであっという間のインターンシップでしたが、自分の中の視野を大きく広がせる良い経験だったと思います。特に船の魅力というものに気付き、もっと海運業について知りたいと考えるようになりました。このインターンを経て新たな自分にも出会えたような気がします!

まだまだ皆様にお伝えしたいことはたくさんありますが、少しでも小笠原の魅力を分かっていただけたら幸いです!ありがとうございました。

船からみた南島です
南島です
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有名な扇池です!絶景でした
島民のみなさんによるお別れです
島民のみなさんによる見送りです