桜の下ではじまった3年次も早2か月がたちました。山名ゼミ(比較文化・比較文学)では、学生のみなさんの発表が始まっています。
前期は江戸時代の〈大人の絵本〉である黄表紙の概要を知り、唐来参和『再会親子銭独楽』を題材として実際の黄表紙を読みながら、江戸の文化や、文学における〈笑い〉のありかたを見つめます。
『再会親子銭独楽』の登場人物は、なんと擬人化されたお金!学生のみなさんは、変体仮名を読んだり、当時のお金の使い道に驚いたり、キャラクターのキモ可愛さに盛り上がったりしながら、研究の仕方を学んでいます。