文楽鑑賞教室-伝統芸能に新鮮な驚きを感じました

 

 12月6日(土)、日本文化学科の1、2年生は、国立劇場で、文楽「二人三番叟」「絵本太功記」を鑑賞しました。
 当日は真冬並みの寒さでしたが、みな寒さにも負けず、早くから開演を待って集まりました。

 義太夫の熱のこもった語りに、皆心を奪われて、時を過ごしました。
 

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国立劇場小劇場ロビーで

 

 出演者の方々による楽しい解説と、熱演に引き込まれ、充実した観賞会となりました。
 以下は、学生の方々の感想です。

 

★2年生の感想

 去年の歌舞伎鑑賞の頃は、役者さんのセリフが何を言っているのかが分からず、ただ動きだけを観ているという感じでした。今年は、言葉を聞いて分かるようになっていました。自分でも成長したなと感じ、文楽を楽しめた一日でした。

 

★1年生の感想

 私は人形浄瑠璃を見たことがなく、どのようなものかもよく知らなかったので、人形劇のような簡単なものだと思っていました。

 しかし劇場で見たのは、単なる人形ではなく、命を宿したもののように見えました。

 感情を表現するために、まゆ毛を動かしたり、目を動かしたりと細かい動きがたくさんあり、その度に驚きました。

 特に泣くシーンの動きがとてもきれいで、印象的でした。