<The授業 JIKYO>「ソルフェージュとピアノ」(音楽)

「ソルフェージュとピアノ」(尾見敦子教授)の前期授業で、

阿波祐子先生(外部講師)をお招きして、授業内コンサートを行いました。

 

 

ピアノ演奏のプログラムは下記の通りです。

♪ベートーヴェン 悲愴ソナタ第2 3楽章
♪ショパン 幻想即興曲
♪ラフマニノフ 練習曲集「音の絵」より作品39-5 

その後、学生からのリクエストに応えてくださり、

♪ショパンの「練習曲集作品25-1のエオリアのハープ」を弾いてくださいました。

 

最後に学生から阿波先生へお礼を込めて、

練習してきたトーンチャイムといくつもの合唱を披露しました。

 

 

【1年生の感想】

★プロのピアノ演奏を聴き、とてもいい経験をさせてもらった。

学生の私達がプロの演奏をあんなに間近で聞く機会なんてなかなかない。

曲についての説明もとてもためになった。演奏後、私たちの質問にひとつひとつ

丁寧に答えてくださってありがたいと感じた。

 

★今回の演奏会を通して音楽は楽しいものだなと改めて感じた。

演奏・合唱すること・音楽を聴くことに幸せを感じた。合唱で、みんなが一体化した瞬間の感動は

生涯忘れることはない、貴重な体験をした。

 

★ベートーベンは、「喜びの歌」や「月光」が個人的には好き。今回、「悲愴」を聴き「月光」とは

曲調が少し違い驚いた。なんとなく月光と悲愴は悲しい感じが強いと思ったが、

力強く生きるというメッセージが聞こえてきそうな感じ。

あんなに優雅にかつ大胆にピアノを弾けたらどんなに楽しいかと思った。

さまざまな表情を見せる「悲愴」をいとも簡単に引くことができる先生にただただ驚いた。

 

★コンサートを通じて教師になりたいと思う気持ちと、音楽に対する意欲が今まで以上に

大きくなった。これからたくさん勉強したい。

 

★プロのピアノ演奏が聴けてすごくうれしかった。何曲も演奏して頂けただけでなく、

尾見先生(ピアノ)とのコラボレーションも聴けて素敵な時間になった。

演奏のお返しにトーンチャイムと合唱を披露できてよかった。

 

★自分は音楽センスも知識もないけれど、初めて阿波先生がピアノを弾き始めて全身に

鳥肌が立った。力強く激しく奏でていると思ったら、今度はとても柔らかい優しい音に、

次は踊りだしそうな楽しい音、哀愁にあふれた悲しい音など、言葉がなくても作者が曲に

込めた「心」を感じ取ることができ音楽の力の大きさを感じ、引き込まれた。

 

★CDや遠くから見ていたときは、感じなかったが、どの曲も鍵盤の端から端まで幅広く使い、

全身で表現していることを感じられた。先生の説明を聞き、私の知らなかったことを新たに知ることができ、

曲を聴くときの注意点やポイントもわかった。

 

★学生からの質問の答えに、ピアノ練習をするときにテクニックを磨くためにこういう練習をしようというのではなく、

こういう曲を弾きたい、この曲を弾けるようになりたい、だから練習しようと心がけているといわれていた。

「これいいなぁ」と思いました。

 

  感想文から、とても有意義な授業だったように感じます。

先生から楽曲について説明を受け、興味深く聞く学生達

先生から楽曲について説明を受け、興味深く聞く学生達

演奏後、学生の質問にも丁寧にお答えくださっていました。

演奏後、学生の質問にも丁寧にお答えくださっていました。

最後に阿波先生を囲んで。

最後に阿波先生を囲んで。

トーンチャイム練習風景

トーンチャイム練習風景