能装束の着付けと仕舞のワークショップ

 

宝生流シテ方能楽師

和久荘太郎先生

 

能「殺生石」から、仕舞~

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 6月2日(月)、日本文化学科 梅村恵子先生のお計らいにより、宝生流能楽師 和久荘太郎氏をお迎えして、能『殺生石』の装束着装が行われました。


 史学科の学生さんがモデルとなり、まず前場の里の女の装束着装、続いて後場の狐の精霊への早着替えを、解説を交えながら実演してくださいました。
 

 本番舞台さながらに、十数分という短い時間の中で里女から狐の精霊へ変身させる技に、見学していた学生たちも釘付けとなり、90分が瞬く間に過ぎてゆきました。


 日本文化学科の3、4年生は、授業の一環として、6月24日(火)に国立能楽堂で上演される『殺生石』を鑑賞しました。今回の装束着装実演は、当日の鑑賞をより深めてくれたことと思います。

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