入学して約1か月がたちました。1年生も大学生活に慣れてきたころだと思います。
生活文化学科では、4月30日に学科内の親睦と栄養士の仕事への理解をさらに深めることを目的として、
カレーパーティーを行いました。
もちろん、ただのカレーではありません。災害時に設備が不十分でもご飯が炊ける災害用白飯を使用する
など、災害時にも対応できるカレーを提供しました。
災害用白飯は、お湯を注いだだけとは思えない、ふっくらとした炊き上がりに驚きました。
カレーを食べながら、災害に対する日頃の準備や心構え、災害時の炊き出しの衛生管理、どんな食品を優先して使用するかなど、多くのことを学びました。貴重な体験ができ、栄養士のあり方についても考えられる有意義な時間となりました。
災害用白飯の段ボールには、ご飯を作り、配布するために必要なグッズがすべて整っています。
このご飯は熱湯を入れれば15分、水では60分でご飯ができます。
ふっくらとした仕上がりには驚きました。
右側は炊飯釜で炊いたご飯、左側は災害用ご飯です。見分けが付くでしょうか?
災害時には痛みやすい食材から、十分に加熱して使用しましょう。
カレーの定番、玉ねぎ、にんじん、じゃがいもは常温保存ができるので、実はとっても貴重品!
フルーツはビタミン、ミネラル補給だけでなく、食卓に彩りを与えてくれます。
みんなで楽しく試食しました。