学生クラブ活動②~ 土器の複合作業

本年も 史学科をどうぞ 

  よろしくお願いいたします。

松の内も終わり、本格的に授業再開です。 

1月末には、口述試験や定期試験などが待っています。

ため息が聞こえたような・・・

体調管理に気を付けて、頑張りましょ~。

 

さて、昨年の夏に行った歴史考古学研究会の活動報告を掲載しま~す。

 昨年の夏休みは、8月5日(月)~8月9日(金)の5日間、我孫子市教育委員会さんにお世話になり活動をしました。

 1日目は我孫子市内にある旧井上家住宅という我孫子市指定文化財でおこなわれた風鈴展示のイベントの準備のお手伝いをさせていただきました。

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その後、教育委員会の方に施設を案内していただきながら、江戸時代の手賀沼干拓などについて説明をしていただいて、文化財についてや地域の歴史について改めて学ぶことができました。

 

 2日目からは、我孫子市内で発掘された土器の洗浄・注記・接合の作業をお手伝いさせていただきました。出土した土器を丁寧に綺麗に洗い(洗浄)、日陰で乾燥させ、ひとつひとつの土器に分類のための記号を記していき(注記)、バラバラの欠片として出土した土器を元の形に再現するためにぴったりとくっつくものを探しだす(接合)という根気のいる作業でした。

 今年は無事に甕を完型に戻すことができました!そして私たちが実際に接合した土器は、我孫子市教育委員会様のご好意によって、昨年の10月26日(土)・10月27日(日)に開催された鶴雅祭(学園祭)で展示致しました。