夏休みを利用して行われる国際コミュニケーション（イギリス研修）に学科の学生が参加しました。
学生レポートを紹介します。
なお、国際交流ニュースでもイギリス研修・フランス研修の学生レポートを掲載する予定です。
成長できたイギリス研修
8月18日から9月8日までの3週間、私はイギリスのオックスフォードで過ごしました。
私の宿泊したホストファミリー先は、ホストファザーとホストマザー、3歳と2歳のホストブラザー、そして猫と犬の6人家族でした。初めてのホームステイだった為、ヒースロー空港から家に向かう車の中は楽しみよりも緊張と不安で頭が真っ白でした。しかし、ホストファミリーの家に着いて、家族と出会った時、一瞬で私はこのファミリーが好きになり3週間のホームステイが楽しく過ごせると確信が持てました。
学校生活も毎日が充実していました。Lady Margaret Hallという校舎で1日約5時間、月曜日から金曜日まで多種多様な国の学生と学びました。授業内容は午前が文法とディベート、午後が英会話の授業です。クラスは基本的に少人数で、初めに私がいたクラスは、日本人が4名、ロシア人が3名、リビア人とイタリア人が1名の計9名のクラスでした。授業はミニゲームを中心にみんなでワイワイ騒ぎながら文法を学び、午後の授業は日本人11名とリビア人1名の計12名のクラスで、生活に役立つ英会話を中心にゲーム等をしながら進めていきました。
毎週土曜日はショートトリップがあり、1週目はウインザー城の見学、市内の観光をしました。この日のお天気は生憎の雨でしたが雨雲とお城を見ていると、イギリスにいる実感がわいてきました。2週目の土曜日はロンドン市内の観光です。バッキンガム宮殿やロンドンアイ、ビックベンなどを訪れました。毎週日曜日は休日です。１週目の日曜日は一緒にいった１年生2人を私の家に招待してホストファミリーと近くの川に行ってカヌーをして遊び、夜は近所のパブでご飯を食べました。
今回のイギリス研修では、たくさんの経験をすることができました。今は、携帯1つで友人との連絡、電車の時間などを調べることができます。しかし、イギリスでは、なかなか連絡を取り合うことが出来ない状況の中で、待ち合わせ時間や場所、バスや電車の時間、行きたい場所の情報を自分たちで一から調べて出掛けることになります。無事に行って帰って来られた時の喜びは日本にいたら絶対に感じる事ができなかったとのでないかと思います。この経験がなかったら、これから先もずっと電子機器に頼り、自分で本などで調べるということをしなかったと思います。そういう意味も含めて私はこの３週間に通して、自分を成長させることができたと自信を持って言えます。今回、イギリス研修に参加し、本当に良かったです。そして来年も個人的に行きたいと思います。
(Y.Sato)
クラスメイトと
路上パフォーマンス？
ホストファミリーと過ごす休日
ロンドン観光「ビックベン」
ＵＴＳ現地スタッフと
