【長期留学】チチェスター・カレッジ 学生体験記1

 チチェスター・カレッジでの1年間の留学では、たくさんの経験をしました。イギリスでの生活が始まった4月はとても天気が良くて過ごしやすく、念願の留学ができたという嬉しさとここで英語の勉強を頑張ろうというやる気に満ち溢れていました。

 最初の1~2ヵ月は、英語の難しさを身に染みて感じ、会話がスムーズに出来ない悔しさでいっぱいでした。しかし、4月から8月までのEnglish for Foreign Languageという授業では、中国、韓国、イタリア、スペイン、フランス、アルゼンチンなどたくさんの国の人と英語を勉強して本当に楽しいものでした。

 9月からのホスピタリティの授業では、カスタマーサービスやチームワーク、食品を扱う上での衛生面などを講義で学び、週に2回は学校のレストランでお客様から注文を取ったり給仕したりレジを担当したり、キッチンでは料理を作ったりと実践もしました。オーダーを素早く理解し準備しなければならず、英語がわからないなど言っている暇はありませんでした。

 長期休みには、フランス、イタリア、ドイツ、ベルギー、スコットランド、オランダ、オーストリア、そしてスペインを旅行しました。どの国も魅力的でした。旅行先では、海外に住んでいる日本人や、留学や仕事で海外に来ている日本人に出会いたくさんの話をしました。百聞は一見に如かず。全ての旅行は何にも変えられない素晴らしい経験になりました。イギリス国内では、夏にバッキンガム宮殿の中を見学したり、お正月にはロンドンのカウントダウンを見に行ったりしました。

 ホームステイ先は、ホストファザー、ホストマザー、1匹の犬と2匹の猫の家庭でした。ホストマザーはとても優しい方で料理や洗濯などの家事をいつもやってくださり、ホストファザーはたまに冗談を言う面白い方でした。ホストファミリーのご飯はザ・イギリス飯と言わんばかりに毎日じゃがいもばかりでなかなか慣れませんでした。でも、イギリスの伝統的な料理が食べられるのもホームステイであるがゆえの経験だと思います。

 大学に入学する前からの夢だった留学がやっと実現し、辛いことも楽しいことも含め本当にたくさんのことを経験しました。全ての経験がこれからの人生の自信に繋がると思います。留学を通して出会った友人、その友人たちとの思い出は一番の宝物になりました。このことを忘れずに社会人になってからもさらに人として成長していきたいと思います。

(国際英語学科 4年 K.T.)

友人とオランダ旅行
友人とオランダ旅行
ホスピタリティのレストラン実習
ホスピタリティのレストラン実習
クラスメイトと
クラスメイトと