【学生体験記】イギリス研修に参加して

 私は2015年8月から9月にかけての3週間、イギリス、オックスフォードで行われた「国際コミュニケーション」の研修に参加しました。そのときホームステイ先で体験したことをお話しします。

 

 朝食は「ヘルプユアセルフ」の家庭が多い中、私のステイ先では朝食を毎日用意してくれました。食パンが2または3枚、シリアルが3種類、ヨーグルト、オレンジジュース、tea or coffeeと日本にいた頃では考えられないボリューミーな朝食を3週間続けました。ある日、毎日2枚食べていた食パンが3枚に増えていました。日本にいる時は2枚も食べませんでしたが、無理して3枚の食パンを食べて学校へ向かいました。次の日、驚いたことに食パンが4枚用意されていたのです。少し笑ってしまいました。食べられないことを伝えると残していいよと言われました。イギリスはご飯が美味しくないというイメージが持たれがちですが、私の口には良く合いました。

 

 ステイ中、最も印象に残っていることは生け花をしたことです。私は、生け花を習っているので、実践しながら日本の文化を伝えました。華道の道具は、日本のお土産も兼ねて持参し、スーパーで新鮮なお花を買いました。お花が好きなホストマザーだったので、すごく興味を持ってくれました。日本の伝統文化を外国の人に英語で伝えることは、ずっとやりたかったことなので非常に良い経験が出来たと思います。

 

 私たち日本人の多くは、学校などでアメリカ英語を習っています。ですから、学校やステイ先でアメリカ英語の発音や単語を発すると、「それはアメリカ英語だから」と必ず指摘されました。自分たちの英語に誇りを持つイギリス人は素敵だと思いました。
 

 

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クラスメートと

 

 

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生け花の作品

 

(観光文化学科 1年 Y.H.)