川村学園女子大学の史学科では、日本史、アジア史、西洋史を柱として、
世界の歴史を広く、深く知るためのカリキュラムを組んでいます。
そのために、1年生は必ず日本史研究入門(1)と(2)、アジア史研究入門(1)と(2)、
西洋史研究入門(1)と(2)という講義を受けます。
今回は、前期(4~7月)に学ぶそれぞれの研究入門(1)の内、
日本史研究入門(1)の授業内容をご紹介します。
この授業では、まず明治時代以降の日本での近代的な歴史学の発展の過程について理解していきます。
そのなかでも、特に「中世」という時代区分がどのような意味を持っていたのかを考えていきます。
・歴史学の考え方、史料と歴史学
・日本における歴史学の発展① 明治期の歴史学
・日本における歴史学の発展② 時代区分・日本史における「中世」
・日本における歴史学の発展③ 大正期~戦後歴史学
・中世の都市 ①自由都市・堺 ②京都 ③鎌倉 ④町共同体論
・中世の身分 ①神人 ②供御人 ③非人 ④犬神人 ⑤河原者 ⑥遊女
・全体のまとめ:現代から中世について考える意義
どうでしたか?興味深いものはありましたか?
関心のある方は、ぜひオープンキャンパスの体験授業に来てください!
長﨑先生は7月20日のオープンキャンパスで「中世京都の古文書を読んでみよう!」
という体験授業を行う予定です。
※急な事情により変更となる場合もあります。