川村学園女子大学の史学科では、日本史、アジア史、西洋史を柱として、
世界の歴史を広く、深く知るためのカリキュラムを組んでいます。
そのために、1年生は必ず日本史研究入門(1)と(2)、アジア史研究入門(1)と(2)、
西洋史研究入門(1)と(2)という講義を受けます。
今回は、前期(4~7月)に学ぶそれぞれの研究入門(1)の内、
アジア史研究入門(1)の授業内容をご紹介します。
★日本史研究入門(1):<授業紹介>日本史研究入門(1) | 川村学園女子大学 (kgwu.ac.jp)
アジアは広いです。(1)では東アジア史を学びます。(ちなみに(2)では西アジアについて学びます。)
まず前期では東アジアに対する認識を深め、それを学ぶ意味について知るとともに、
その「学び方」についても学修していきます。
<授業内容>
・「東アジア世界」とは
・何を研究テーマとするか:事例1(食文化)
・何を研究テーマとするか:事例2(遺跡や遺物)
・「史料を読む」ということ
・「史料」から何かに気づく
・「歴史を研究する」とは-その方法について
・歴史研究の進め方-「なぜ(何のため)」を考える
・東アジア史のトピック ① 皇帝支配と冊封体制 ② 中華帝国と朝鮮・日本の出会い
③ 競合する朝鮮・日本の諸国と中華帝国 ④ 明清帝国と東アジア海域世界
・まとめと総復習
☆食文化の回では<ラーメン>についても学びますよ!