生活文化学科では、自治体や企業などさまざまな機関と連携した活動を行っています。その一つが、我孫子市との連携活動です。
我孫子市では、「市民が自ら健康づくりに取り組むきっかけづくり」および「健康づくりに主体的に取り組む市民の増加」を目標に、毎年「健康フェア」を開催しています。本学科では、市民の野菜摂取量の向上につながるよう、家庭で簡単に作れる野菜レシピを考案し、提供してきました。
今年は「ベジ食べ!我孫子の野菜を味わおう!」をテーマに、学生が新たなレシピを作成しました。レシピの提供にとどまらず、学生はボランティアとして健康フェアに参加し、来場した市民の方々に直接レシピを紹介することで、野菜摂取を促す公衆栄養活動まで行うことができました。
レシピを考案するにあたっては、以下の点に工夫しました。
・旬の野菜を使用し、四季を感じられるレシピであること
・調理過程をシンプルにし、料理初心者でも作りやすいこと
考案したレシピ

春野菜のバター醤油パスタ

ブロッコリーとシーフードのペペロンチーノ

なすとズッキーニの蒲焼き

トマトとズッキーニのバジルサラダ

大学かぼちゃ

大根ときゅうりのゆかり和え

健康フェアのポスター

レシピ集
健康フェア当日の様子



レシピ作成と健康フェアへの参加を通して、学生からは「幅広い年齢の方が、自分の食生活に興味を持つきっかけになる場だと感じた」、「“試してみるね”と市民の方が笑顔で話してくれたことがうれしかった」、「来場した子どもたちに食育ができて良い経験になった」といった喜びや感想が寄せられました。