オリエンタルホテル東京ベイにおけるテーブルマナー講座

フードコーディネート論の授業において西洋料理のテーブルマナー講座を実施しました。

この科目は、フードスペシャリスト資格を目指す学生が履修しています。

フードコーディネート論では、食器やカトラリーの配置、料理の構成やマナー等についてこれまで勉強をしてきましたが、オリエンタルホテル東京ベイの皆さまにご協力いただき、実際にお料理を目の前にして、ご指導いただきました。

提供されたメニューを、フルコースの分類(オードブル、スープ、魚料理、肉料理、アントルメ)に当てはめながら、それぞれの味わいと盛りつけを楽しみました。

また、照明やクロスといった空間のコーディネートについても注視しました。

基本的なマナーを勉強していても、実際にお料理を前にすると、「レタスを食べる時はフォークを右手に持ち替えてもいい?」、「パイスープのパイはどこまで食べていいの?」といった細かな疑問が出てきて、その都度、講師の先生に質問しました。

 

講師の先生は、ホテル業界に長く勤められているベテランの方で、日頃からニュースで放送される皇族の方の晩餐会の様子を注意深く見られており、また時代に合わせて変化するマナーの情報を更新されていて、最新の情報を教えてくださいました。

 

学生からは、

・講師の先生が初対面でも声をかけやすい雰囲気で、誰であっても丁寧に対応してくださる姿から、自分も栄養士になった時に、知識だけでは良い栄養指導はできないので、話しやすい雰囲気を作っていきたいと思った。

・テーブルマナーを学んでいったつもりだったが、実際にやってみると慣れない動作を簡単に行う事は出来ず、日頃から意識して行う事が重要だと感じた。

・自分の所作に自信をもつことができるきっかけにもなった。

・今後も様々な料理に触れる機会をたくさん設けて、社会に出ても恥じないような食事のマナーを習慣化していきたい。

 

といった感想がありました。

生活文化学科では、大学の教室を飛び出して、学外での学修も行っています。今後も学生達の活躍にご期待ください。

 

 

 

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