【授業紹介】環境教育をテーマに学生がワークショップを運営・その2-PBL産学連携「観光文化実践Ⅸ」-
-観光文化実践-
本学科の特徴でユニークな授業「観光文化実践」。学生が観光地や観光事業者を自ら訪ね、自分の目で確かめることで、教室での理論の学びを深めています。各教員がオリジナルの授業計画を立てていますが、今回はSDGsプロジェクト・産学連携「観光文化実践Ⅸ」をご紹介します。
本講座は、株式会社サンシャインシティが東池袋エリアの活性化と回遊性向上を目指し開催するプロジェクト「Sunshine City PLAYPARK(サンシャインシティプレーパーク)」において、履修生自らがワークショップの企画(テーマ:SDGs)と運営を行う校外学修型プロジェクトです。
昨年に続き、造園・緑化の企画・設計、施工、維持管理などを行う西武造園株式会社(豊島区長崎)と共同出店するという機会に恵まれ、「環境教育」をテーマに11月2日にワークショップを企画運営しました。
学生は企画と準備を経て(詳しくは、その1をご覧ください)、当日に臨みました。学生が企画したのはグリーンモンスターと呼ばれ侵略的外来種として指定されている植物「葛」の蔓をボールにして的あてゲーム(ストラックアウト)にする遊びです。

西武造園様の協力を得て採取した葛の蔓を丸めてボールにしました。年齢の異なる子供たちの手の大きさに合わせて色々な大きさにしました。

キャンパス内で出た廃材であったダンボールで的をつくりました。〇や△や☆の形にして難しさを変える工夫をしました。

葛のことを紙芝居にして子供達へ読み聞かせました。

西武造園様の企画である「間伐材などを使った『動物カスタネット作り』」のヘルプもしました。
学生はチームで企画準備運営まで一貫して行うことで協調性や親和性を発揮することができましたが、計画力や統率力に課題を見い出したようです。この後、西武造園様の本社にて報告会を行う予定にしています。(担当:山田 祐子)※本授業は、教育研究奨励計画の教育研究経費の対象です。