【授業紹介】観光の情報デザイン(1)~散歩動画を作成しよう!

観光文化学科の専門科目に、“観光の情報デザイン”があります。名前のとおり、授業では観光における情報をデザインする能力を身につけることを目標としています。

旅行や観光において、近年ではSNSの発達によって「個人が発信する観光情報」も重要なものとなってきています。また、「動画による観光情報」の提供にも関心が高まっています。このことを踏まえて、授業ではキャンパスがある目白の街を対象とした散歩動画を作成します。

コロナ禍をきっかけに誕生した新しい観光スタイルのひとつに、「マイクロツーリズム」というものがあります。自宅近くの地域を観光するご近所旅行で、自分にとって身近な地域を「旅先」として見ることによって、魅力を再発見したり、地域の人との交流を期待したりすることができます。
目白キャンパスに毎日通う学生たちにとって目白周辺は身近な地域ではありますが、そんな地域を「旅先」として捉え、観光情報を適切にデザインすることに取り組みながら、観光をめぐる情報の在り方を考察していきます。

散歩動画は、コンセプトやターゲットを考えたうえで、適切な散歩ルートをフィールドワークしながらロケーションハンティングし、実際に撮影を行います。前期の授業で動画が完成するのは7月下旬です!(担当:江口智子)

過去に授業で作成した動画をご紹介します♪
「目白~新大久保 食べ歩き散歩」