11月末に西洋史演習(1)と(2)の学外授業で東京科学未来館に行ってきました。
「えっ、なぜ史学科で科学の博物館に?」と思われる方がいるかもしれませんね。
実は現在(2024年11月~2025年2月)東京科学未来館では、
2019年4月15日の火災で大きな被害を受けたパリ・ノートルダム大聖堂の特別展
「パリ・ノートルダム大聖堂展 タブレットを手に巡る時空の旅」が開催されているからです。
この展覧会では「HistoPad(ヒストパッド)」という特別なタブレットが各自に手渡され、
「タイムポータル(時空の扉)」にタブレットをかざすと
当時の大聖堂の様子が再現され、まるで昔の大聖堂の中やそばにいるかのような体験ができます!!!
パリ・ノートルダム大聖堂は中世に建てられ、
16世紀後半のフランスの宗教内乱、ユグノー戦争の時に行われたカトリックとプロテスタントの政略結婚や
19世初めの皇帝ナポレオンの戴冠式も行われました。
これらすべての時代や2019年の火災の時、そして現在の修復の様子すべてが
HistoPadを通して体験できるのです!
またタイムポータル内にはステンドグラスのかけらが隠されていて、
全部集めるとデジタルの証書がもらえます。
引率の先生方はコンプリートしましたが、学生のみなさんはどうだったのでしょう?
とても楽しい展示会でした!
【参考】You Tube:パリ・ノートルダム大聖堂展|楽しみ方